農家さんの手仕事帖

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7

2018.2.5

皆さんこんにちは、ケタン・ジェラスです。

去る1月、私たちソジャンミ農園の社長であるインダー・ネインと共に、大好きな日本を訪問しました。
昨年に続いて2回目の訪問ですが、とても素晴らしい旅で、ほんのちょっとですが、日本の素晴らしい文化への理解が深まったような気がします。

今回、時間の許す限りたくさんの花市場やお花屋さんを訪問しましたが、あちこちで、昨年以上に私たちソジャンミ農園のケニアのバラが愛されていることを実感し、非常に嬉しく、そして光栄に感じました。

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7ケニア バラ 日本 バラ 自由が丘・ブリキのジョーロさんにて

実際、市場やお花屋さんの訪問を通じ、私たちの農園を旅立ったバラたちが最終的にどのような状態で皆さんのお手元に届くのかを知ることができたのは非常に有意義で、今後の品種開発・品質管理に役立てたいと思います。

そんな私たちの今回の旅のハイライトが、1/19、池袋で開催された「世界の花屋」のワークショップでした。

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イベント会場にて、お花を愛するたくさんの皆さんにお会いでき、とても満足しています。

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現地では、ソジャンミ農園のことだけでなく、ケニアという国についてなど、たくさんのご質問を頂きありがとうございました。嬉しかったのは、皆さんが、バラや、更にはケニアに大いなる関心を持って頂いていることです。当日も、ソジャンミ農園に来てみたいという声を頂きましたが、もちろん大歓迎ですよ!

是非皆さんに、ここケニアで、如何にバラが育つのかお見せしたいと思います。
ひょっとすると、近い将来、「世界の花屋」さんでケニアツアーがあるかもしれませんね!?

何といっても、私たちのバラが皆さんの手によるブーケで美しい姿に変わったこと、とても感動しました。是非、次回もチャンスがあればイベントに参加し、皆さんにお会いしたいです。

また、滞在中、静岡県の八木ばら園さんを訪問させて頂く機会に恵まれました。
八木さんの育てるたくさんの美しい日本のバラをこの目で見て、そしていろいろとお話させて頂き、国は違えど同じバラ生産者同士、通じ合うことも多くて非常に楽しい時間でした。

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7 八木さんから教わった、“八木ポーズ”!?

更に、静岡からの帰りは車中から富士山の美しいサンセットを眺めることができ、、、、いやあ、日本は本当に美しい国ですね!

帰国直前、東京は大雪に覆われ、それは私たちにとってはちょっと嬉しいことでもあったのですが(笑)、ホテル近くの浜離宮を散策しました。
大雪の中、浜離宮は凛とした静寂に包まれ、雪に覆われたツツジの木などを眺めながら、非常に美しい時間を経験することができました。

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7

もちろん寒かったのですが、嬉しかったのは、そんな浜離宮で鵜を見かけることができたことです。鵜もとても寒がっており、私の向けたカメラのレンズに気づく素振りも見せませんでした。

ケニア バラ 日本 バラ

さて、そんな素晴らしい日本滞在を終え、先週、私たちは無事ケニアに戻りました。

ここケニアは、1年を通じて最も重要なイベント、バレンタインに向けた出荷で大忙しです。
やはり、赤いバラは大人気で、私たちの赤いバラも世界中のたくさんのお花屋さんに並ばれると想像していますが、特に、昨年より出荷したとても大輪の赤いバラ、”エバーレッド”が皆さんに少しでも幸運を届けることができましたら幸いです。

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7

そんな大忙しの日々ですが、ふと、オフィスの外を見るとブーゲンビリアが満開です。
皆さんに、美しいブーゲンビリアの写真をご覧頂き、今回の日記を終わりたいと思います。

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7

「日本のバラ、ケニアのバラ」 ケニアのバラ農園の日々Vol.7

では、また次回に!
ケニア・ソジャンミ農園のワークショップレポート

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