農家さんの手仕事帖

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

2018.3.7

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

こんにちは、ナタポン・サングタイです。

私の日記も3回目、今回は、私たちの自慢であるカオヤイ農園について触れてみたいと思います。

前置きから入りますが、私自身、人生はお花と共にあると言っても過言ではありません。子どものころ、まだ母の農園は小さかったのですが、ちょうど、バンコク市内の自宅 の裏側が農園でした。
特に記憶に残っているのは夏休みのことで、よく、デンファレの水やりや、出荷するための箱詰めを手伝ったことを覚えています。なぜ覚えているかというと、そのあとに、お小遣いを貰ったからなんですけどね!
でも、やはり、こういった思い出を通じ、私自身にも花を愛でるという母の想いが受け継がれたのは間違いありません。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

時は過ぎ、2000年、私はアメリカの大学を卒業し、タイに戻りました。
そして、社会人として、本格的に母の仕事の手伝いを始めたのです。
その頃は、農園は、まだ、ナコンパトム(Nakhonpathom)というバンコクの西1時間ほどの場所にありました。

物事が動き出したのはそれから4年、2004年のことです。
私たちは、そう、カオヤイ(Khaoyai)の地に農園を開いたのです。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

その広さ35ヘクタール、この地へ250万株のデンファレを植え付けました。
(注:35ヘクタールは、東京ドーム8個分程度の広さに相当します)

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

日本の皆さんは、カオヤイというと、世界遺産にも指定されているカオヤイ国立公園を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。はい、私たちの農園はそのカオヤイ国立公園の近く、緑豊かな場所です。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

バンコクからは車で北東に3時間ほど。
海抜350mと、海抜がほぼ0mのバンコクから比べるとかなりの高原地帯となります。
山からの良質な水、さわやかな風、そして、安定した気候と、ここは、タイの中でも、飛び抜けてデンファレの栽培に適した場所なのです。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

カオヤイ農園の裏には、透き通るほどきれいな川が流れ、耳をすませば水の音、鳥のせせらぎが聞こえてきますし、もちろん、そんな川で暮らすたくさんの魚たちも見ることができます。少し高原地帯になりますから、気温も少し低めです。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

ところで、首都バンコクには、3つの季節があると言われているのですが、ご存知ですか?
暑い時期、超暑い時期、熱い時期、の3つです(笑)

デンファレなどの蘭はトロピカルな気候を好むことをご存知な方は多いかと思いますが、さすがにバンコク近郊はちょっと暑すぎるのです。
でも、ここカオヤイは、特に11月から2月にかけては、朝晩は10-17度、日中でも25-30度と、まさに、蘭が好む温度帯なのです。

タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.3

実際、そんなカオヤイの素晴らしい自然の恵みは、農園を開いて僅か数年で目に見えて現れました。
ここカオヤイにて、自然の恵みを大いに受けて育ったデンファレは、茎のしっかりした、これまでよりも大きな花を咲かせるようになったのです。もちろん、品質も長持ちします。つまり、デンファレを育てるのに最適な環境であることがお花をもって見事に証明されたわけです。これは、生産者として大いなる喜びでした。

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いま、日本のお花屋さんにおいても、「カオヤイ」のブランドは良質の証しとしてよく知られています。

今回、「世界の花屋」を通じ、皆さんに直接お届けできる機会があることをとても嬉しく思っています。

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