小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

2018.6.10

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

4月、セネガル滞在を終え、西アフリカを北上、モロッコに入りました。
別商品の買い付けなのですが、目指すは、モロッコ中部の都市アガディール(Agadir)。
温暖な気候で、バケーションを楽しむヨーロッパ人が多く、1年を通じてヨーロッパ各都市からの直行便が多数飛来しています。

さて、とある日曜日、取引先からご自宅に招待を受け、訪問してきました。

目的地は、ミルレ(Mirleft、別名ミルレフト)。
アガディールから距離にして100km、車で2時間半ほど南へ下った、大西洋岸に小さな町です。

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アガディールからのドライブでは、”アルガンオイル”で有名なアルガンツリーの木々だったり、これまたオイルとしても有名なウチワサボテンだったり、広大なモロッコでも、アガディールでしか見られない景色が車窓に広がります。

そしていよいよミルレまで残り10kmの印と共に、向こうに大西洋が見えてきます。
何度か訪問したことはありますが、この瞬間のワクワク感が大好きです!

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

ミルレの町に入り、ご招待を受けたドリス(Driss)さんのご自宅へ。
ちょうど、町のシンボルであるモスクの隣に位置します。

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

お昼時、ちょうど、ミナレットからのアザーンも止み、いよいよお宅へ!
正確に言えば、ご自宅の隣のゲストハウスです。

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

入口からしてワクワクするのですが、この階段、どうですか?

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

美しいモロッコタイルに包まれ、もう、テンション上がっています。(笑)
ゲストハウスですので、中はこじんまりとしているのですが、やっぱり目を引くのはモロッコタイルの幾何学模様の美しさ。

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そして、イスラム圏でよく見かける美しい絨毯。

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さ、いよいよ、食事です!

おそらく、客人(=僕のこと)をもてなすイスラム文化からでしょうか、素晴らしい鯛を頂きました。さらに、盛り付けるお皿のなんと美しいこと!

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

鯛の下には、ビーフン?と思わしき麺が詰まっています。

これがとても美味しい!
さすが海に面した町というべきか、鯛の新鮮さ、そして、麺の美味しさ。
麺には、これまたモロッコ名物のオリーブが散りばめられており、口の中でオリーブの香りが爽やかに広がるのです。

そして食後は、モロッコ名物、ミントティー!

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

ほんのり甘く、ミントの香りで口の中をさっぱりしてくれるので僕も大好きです。

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

美しいコップがあるのに、ホストであるドリスさんはなぜか大きいコップにミントティーを注ぎます。 なぜだかわかりますか?

これ、実は、ミントや砂糖をまんべんなく浸透させるため、ミントティーを頂く前に何度もこのコップに入れては戻すという作業を繰り返すのです。 ミントティー、奥深い。。。

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そしていよいよ、美しいコップにミントティーを注いで頂き、少しのんびりして、ようやく、長い昼食は終わりました。

イスラムの礼拝が14:30頃に終わりますので、それからランチは始まり、終わるのは16:30頃。この日は、ドリスさんの義理のお父さんも加わり、会話も弾みながら、長いようでランチはあっという間に終わりました。

モロッコお宅訪問~モロッコ・ミルレ~

仕事柄、イスラム圏を訪れることが多いからかもしれませんが、異文化に非常に寛容なモスリムの皆さんとの交流は、旅の楽しみといえます。

小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp