小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

旅の始まり~南アフリカ・ケープタウン

2017.9.19

はじめまして、小林邦宏です。

本日は、「世界の花屋」、ご来店ありがとうございます!

オープンに向けて、チーム全員一丸となって頑張ってきました。
あまりにタイトなスケジュールで、僕のブログの開設は後回しになりそうな危機に陥ったこともありましたが、こうして無事、スタートできてうれしいです(笑)

さて、タイトルの通り、僕は、大体月に1回は世界一周している生活をしています。住まいは日本ですが、お花をはじめとする仕事の関係で月のうち20日程度は海外で生活しています。ざっと振り返ってみたら、これまで、およそ100か国を訪問してきました。
じゃあいろんな国へ行って一体何をしているのかというと、お花に関して言えば、現地の農家の皆さんと、どうすれば良いお花を日本まで届けることができるか、真剣に話し合っています。

ところで、僕たち「世界の花屋」のテーマは、「花と、世界を、旅しよう!」です。
このブログで、実際に旅している雰囲気を少しでも持ってもらえれば嬉しいです。

1回目なので、まずは、お花同様、南アフリカ・ケープタウンにスポットを当ててみたいと思います。

僕が初めて南アフリカを訪れたのは、今からもう10年前。最大都市ヨハネスブルグに滞在したことがありました。今は電車が通っておりかなり安全なのですが、当時は、ヨハネスブルグ国際空港と中心部(サントン地区)を結ぶのは車のみで、その間にかなり治安の悪い場所を通るものですから、信号待ちのときは車のシートに身を隠すようなこともあったことを記憶しています。

そんなヨハネスブルグから国内線で1時間半、ケープタウンに来たわけですが、この街の美しさには一目ぼれしてしまいました。テーブルマウンテンや喜望峰といった観光名所をはじめ、海に山に、これだけ素晴らしい自然が凝縮した場所は無いと、今でも大好きな場所です。

そんな初めて訪問したケープタウンでは、忘れられない素敵な出会いがありました。
個人的にワインが大好きなこともあり、とあるブティックワイナリーに”アポなし訪問”をしたことがあるのですが、その時応対してくれた男性は、ウォーリーさんという同年代の男性なのですが、”わざわざ日本から来てくれたのか!”と感動され、翌日にはウォーリーさんのご家族と一緒のディナーまで招待され、今でも、東京やケープタウンでたまに会う、家族ぐるみの仲良しです。
僕が彼をケープタウンの”僕の”お気に入りのレストランに連れて行ったり、逆に彼が僕を東京の”彼の”お気に入りのレストランに連れて行ったり、なんじゃそりゃ?、と思われるような、嘘のような本当の話です。

そんな素敵な出会いがあったから、僕にとって、ケープタウンは特別な愛着があるのかもしれません。

初回なので自己紹介ばかりになってしまいましたが、今後も定期的に更新していきますので、よかったら是非ご覧ください。

ちなみに、インスタグラムでも気ままにアップしていますので、是非フォローしてください!

小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp

ホテルの部屋から臨むテーブルマウンテン ホテルの部屋から臨むテーブルマウンテン

ワインランドとも呼ばれるウエスタンケープのワイナリー ワインランドとも呼ばれるウエスタンケープのワイナリー

ワインランドとも呼ばれるウエスタンケープのワイナリー ケープタウンのウォーターフロント地区

ワインランドとも呼ばれるウエスタンケープのワイナリー 東京に来たウォーリーさんと食事