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カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

2017.11.28

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

はじめまして、島野さん!カリグラフィーって?

前田(以下 前):島野さん、よろしくお願い致します。
いきなりですが島野さんは3児のママですよね?

島野(以下 島):そうなんですよ、小1、幼稚園年中、7ヶ月の子供たちがいます。

:私もまもなく1歳になる息子を育てていて毎日手一杯になっていまっているので、
本当に尊敬します!

:いえいえ。私は子育てを一番大切なこと、って決めています。
いまはやれる範囲でお仕事をしています。

:どんな感じで、お仕事をされているんですか?

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

:いまの仕事の大きな柱は、ウェディングの席札などのペーパーアイテムやウェルカムボードなど。もともとウェディング業界にいたんですよ。また、命名書など、和の作品も多くあります。

:そうなんですね。多岐にわたっていますね。もともとカリグラフィーって、どういうものなんですか?

:カリグラフィーは、ヨーロッパが発祥で、「文字を美しく見せるための手法」です。30年前に日本に渡り、”いかに美しく描くか”ということをテーマにした主婦のお稽古事だったんです。それが、近年のアメリカでの流行を経て、モダンカリグラフィーへと変化しています。私は、モダンカリグラフィーと言って、その人らしさを大切にした手書きを伝えていきたいと思っています。

:奥深いですね。

:そうですね。「その時にしか書けない文字」っていうものがあるんです。それは状況だったり、空間だったり。その人のその瞬間にしか引き出せない美しさがあると思っています。

:それはお花もそうですね。お客さんの顔を思い浮かべてると、「あの方はこういう感じが好きかな」と、選ぶお花は絶対に変わってくるんです。ブーケでもアレンジでも、その時にしか束ねられないものの連続だと思います。

:わかります!

:一瞬一瞬を大切にできるって幸せですよね。
今回は三原亮介さんがデザインしたフラワーボックスに、まきさんがカリグラフィーをほどこしたボックスとコラボをしています。どんなきっかけだったのですか?

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

:ひょんなことから三原さんにご連絡をいただき、「こういう箱に文字をデザインしてほしい。明日までにできますか?」って。そこからいくつも書いていくうちに、このボックスが定番として生み出されることになりました。

:突然訪れた転機だったのですね。私もこの箱に出会った時に、「これに色々なお花入れてデザインしてみたい!」とワクワクしました。この箱はすでのウェディングやアパレルさんの展示会で使ったりしているのですが、「世界の花屋」でもコラボが実現できて嬉しいです。

まきさんの子育て論

:3児のママとして、実際に家庭との両立には、どんな工夫がありますか?

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

:頼れるところは惜しみなく頼る!ってことでしょうか。母の助けは、本当に心強いです。
そして、もう一つ大切なことは、手放せるものは、どんどん手放すってこと。夫とも「仕事を1個やったら、一個はやめることも大切」だとよく話しています。全部頑張るのではなくて、頑張りどころを見抜くようなバランス感覚がとても大切だと思うんです。

:なるほど〜。私も「ワクワクするかどうか」は大切な基準だと思っています。とはいえ、実際にはいろいろな人の期待に応えたい!と思っているうちに、どんどん引き受けてしまって身動きがとれなくなることは多々あります。あと、物理的に時間がなくて、掃除ができないことも多々。

:そうですよね。うちも上の子は男の子なんで、1日に3回掃除機かけても散らかります。

:え!3回も!男の子って大変なんですね。うちの子もそうなるのかな・・・。

:きっとなりますね笑

好きを仕事に。これからのこと

:まきさんはすでに日本を代表するカリグラフィーアーティストですが、これからやっていきたいことはありますか?

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

:文字を書くということ。それは本来だれにとっても身近な行為なんですよ。けれども、ペーパーレスの時代がやってきているのも事実。だからこそ、カリグラフィーを通して、”その人らしさ”に気づくきっかけを作っていきたい。

:確かに、書くことは誰にとっても小さいときに最初に覚えることですよね。

:その人にしか書けない文字を通して、その人自身を再発見してほしいですね。
前田さんはやりたいことありますか?

:はい。たくさんあって、一生あっても足りないくらいですが。
当面はチームとして動いていける仲間を作っていきたいです。最近とても忙しくなってきて、一人でできることってとても限られていると実感しています。かといって、私はお花のこだわりがとても強いので、なんでも人に任すことができない。これが私の思いを理解してくれるチームを作っていけたら、もっともっといろいろなことがやっていけるなと。いまは、その都度本当に色々な人が助けてくれているので、本当にありがたいのですが。

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

:私もカリグラフィーで、同じことを思います。仲間を作っていきたいんです。
働くことって、単に生活していくためのことでなくて、精神的な支えになるものなんですよね。
まさにライフワーク!お互いに楽しみながら頑張りましょう。

:そうですね。まきさんとコラボできて本当に嬉しいです!
12月はフラワーボックスとともに素敵なクリスマスのお花をご用意していきたいので、どうぞよろしくお願いいたします!

真希さんを取材して

カリグラフィーアーティスト 島野真希さん×世界の花屋 前田有紀 対談が実現しました! 「好きなことを仕事に!働くママの奮闘記!」

真希さんにお会いしての第一印象は、柔らかい印象の緩やかな方だな、ということでした。
3人のお子さんの子育てをされながら好きなことを仕事にされて、普通なら慌ただしくて無理をたくさんしてしまって余裕なくなってしまいそうです。
私もまさにそうです。
真希さんは本当に自然体の人。
決して無理をしないこと、手放すこと、頼るところには頼ること。
ついつい背負いすぎてしまう私にとって、真希さんのように、ゆったりとしなやかに過ごしていく姿勢から学ぶことが本当にたくさんありました。
真希さんと世界の花屋共同で開催するワークショップ、とても楽しみです。
特別な冬支度。カリグラフィーと花のクリスマスWS

島野真希 書道家・カリグラファー 島野真希 書道家・カリグラファー
習いごとの一つとして幼い頃から書道を始め、その世界に魅了され、ブライダル業界でウェディングプランナーとして在籍しながら筆を持つ仕事にも携わる。結婚・ 出産を機に退職後、本格的に書道家として始動。時同じくしてモ ダンカリグラフィーの世界を知る。まだ日本に先駆者がいなかったため、海外のカリグラファーから手ほどきを受け現在に至る。 洗練されたウェディングアイテムや和と洋を組み合わせた作品などが定評。