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ネイティブフラワーを巡る旅〈10月〉南アフリカの花
2017.9.28
「ネイティブフラワーとは?」
もともと南半球に自生していた野生種で、
・プロテア
・ピンクッション
・バンクシア
・ワックスフラワー
・エリカ
などの多数の品種があります。
(ドライフラワー等にするととても見栄えもよく、「世界の花屋」でもその季節に合ったいくつもネイティブフラワーを提供させていただいております。)
皆さんは”プロテア”という花をご存知でしょうか?
迫力のある大きさと独特の咲き方をする花、日本人の私たちにとってはまだまだ馴染みのないものですが、一度見たら忘れられないインパクトを持っています。
プロテア農家ブライアン・ミッシェルさんとの出会い
私たち「世界の花屋」のネイティブフラワーを巡る旅は、南アフリカに住む、一人のプロテア農家さんと出会ったことから始まりました。
ケープタウンの東側に位置している、南アフリカワインで有名なステレンボッシュ地区に、ブライアン・ミッシェルさんの農園はあります。
雄大なウエスタンケープの絶景を一望できる山の上に広がる農園で、30年前から続くプロテア農家の2代目として、プロテアの栽培に携わってきました。
ブライアンさんは、4人の子どもを持つお父さんでもあります。
週末はインド洋でサーフィンを楽しんだり、長い休暇には、クルーガー国立公園で家族全員ゲームサファリをしたり。
家族で仲良く大自然を満喫して暮らしています。
そして、この場所では、プロテアだけでなく多種多様のネイティブフラワーが育てられています。
その背景には、ケープタウンの地形が大きく影響していて、喜望峰を境に大西洋とインド洋がぶつかることで、多様な気候が存在しています。
緑豊かな場所から砂漠地帯まで、幅広い豊かな自然を持つ土地です。
その中で、リューカデンドロン、セルリア、バーゼリア、エリカなど、見た目がユニークで美しい草花がすくすくと育っています。
また、見た目の持つパワーとは裏腹に、育て方は複雑で、繊細な一面を持つプロテアも、ステレンボッシュの中でも特に肥沃な土壌を持つブライアンさんの農園では、一年を通じて品質の良いものを育てられるそうです。
プロテアビーナスに特別な思いを寄せ
種類もとても豊富で、人の顔ほどの大きさがあるキングプロテア、独特の模様も美しいプロテアニオベ、赤くて少し小ぶりな可愛らしさのあるロビンなど。
中でもブライアンさんが特別な思いを寄せているのが、「プロテアビーナス」。
女神という意味を持つ、ピンク色のプロテアです。
30年前にブライアンさんのお母さんのパメラさんが誕生させた品種で、そのエレガントな美しさから、いまでは南アフリカでも多数の農家さんが育てる人気品種となりました。
「プロテアビーナスは、私の父と母がバレンタインデーに結婚した時に、祝福を込めてビーナス(愛の神様)と名付けた品種で、特別な思いがあります。」
ブリキのジョーロと、東京での商品作り
ブライアンさんとの出会いから、プロテアを始めとするネイティブフラワーに魅了された、私たち「世界の花屋」スタッフは、日本の方々に、この独特の質感と美しさを持つネイティブフラワーのことをもっと伝えたいと思うようになりました。
特に、そのままドライフラワーになって長く楽しめるという特徴を生かして、日本でもドライフラワーの取り扱いに詳しい、都内の実力派フラワーショップ「ブリキのジョーロ」と3種類のコラボレーション商品を作ることにしました。
一つ一つの花材を吟味して、日本の方々が、遠い南アフリカに思いを馳せられるような、そしてユニークでも私たちの日頃の暮らしに馴染むように、デザインを検討しました。
10月に世界の花屋がお届けする、3つのアイテム
そして生まれたのが、”プロテアの太陽のサファリブーケ“。
ブライアンさんが大切に育てたプロテアビーナスを中心に、南アフリカ・ケープタウンを特徴付ける、多種多様なネイティブフラワーを束ねたブーケです。
まるで賑やかな動物が行き交うサファリのように、カラフルにまとめあげました。
忙しい毎日の中で、ブライアンさんのいる農園に思いを馳せて、大自然の息遣いを感じてもらえたら、と願いを込めました。
ビーナス(愛の女神)の名前にちなんで、結婚記念日などの贈り物にもおすすめです。
そのままドライフラワーになるので、お部屋のインテリアとして吊るしたり、カゴに入れたりしてお楽しみいただけます。
二つ目のアイテムは、農園からウエスタンケープを見渡した時に吹いていた風を表現して作った爽やかな”プロテアの大地のグリーンブーケ“。
いま人気が高いグリーンブーケ。
グリーンだけど、質感が違う、色々な草花を集めて束ねたブーケです。
ひょっこり顔を覗かせるプロテアや、リューカデンドロンがアクセントになっています。
お花は照れ臭いけど、グリーンが好き、という男性へのギフトにも喜んでいただければいいなと思ってお作りしました。
そのままドライフラワーとしても、お楽しみいただけます。
そして三つ目は、”南アフリカ農家のきまぐれスワッグ”
ウエスタンケープが見渡せる広大な農園では、野生に近い状態で育てられた草花がたくさんあります。
数量は多く採れないけれど、オススメの、珍しいネイティブフラワーを毎週ブライアンさんが送ってくれています。
そんな草花を中心に、ブリキのジョーロと世界の花屋のアレンジを加えて、毎回オリジナルスワッグをお作りします。
どんなスワッグがやってくるのかは、毎週届いてからのお楽しみです。
10月お届けするのは、南アフリカの大自然を切り取ったような野性味あふれる草花たち。
「花を通じて日本や世界の皆さんとつながり、コミュニケーションをとれることがこの仕事の何よりの魅力。
南アフリカの持つ多様な自然、気候が生み出したネイティブフラワーを手にとって、皆さんに楽しんでほしいです。」とブライアンさん。
ご自宅のインテリアに。
大切な人へのプレゼントに。
大自然が育んだ、とびきりユニークで美しい南アフリカの花はいかがでしょうか。
※写真はイメージです。実際の商品は、その時に南アフリカから届いた花材でおつくり致しますので、一点一点異なります。
自然の中で育てているため、プロテアの葉が茶色くなることがあります。
PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
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