農家さんの手仕事帖

「新しいバラ」のご紹介 ケニアのバラ農園の日々Vol.12

2018.8.9

日本の皆さんこんにちは、ケタン・ジェラスです。

「新しいバラ」のご紹介  ケニアのバラ農園の日々々Vol.12

以前もお伝えしましたが、例年にない長い雨季が終わったここケニアはその後天候も落ち着き、7月は気温も低めでかつ乾燥した、バラにとっては理想的な日々が続きました。いま、世界的に北半球ではかつてない高温に悩まされている場所も多いですが、ケニアでは、ほぼ例年通りの天候状況です。私の大好きな日本でも、かつてない高温と降雨で多くの被害が出たと聞きました。心からお見舞い申し上げます。

この季節は、ヨーロッパも“バケーションシーズン”となり、その結果、確実にお花の需要は落ちます。そのため、この時期の農園は、1年間でも最も静かな時といえるかもしれません。でも、こんな時期はそう長く続きません。8月に入り、農園はいつもの活気を帯びてきました。まず最初の大きなイベントは、9/1の学校の入学式・始業式です。ここでは、世界的にお花の需要がとても大きいのです。

新しいバラ

いま、私たちソジャンミ農園では引き続き多くの新しい品種の開発が進んでいます。まだ企業秘密で公にできないものもあるのですが、その中で、いくつか特別に「新しいバラ」をご紹介しましょう!

新しいバラ

この2種類は、私たちソジャンミ農園を通じ、世界で初めてお披露目となる品種です。左のバラは花びらのふちのライラック色が印象的なバラです。この色合いって、なかなかあるようでないのですよね。そんなところが人気になるのでは、とちょっと期待しています。
そして右のバラは、よくあるガーデンローズですが、見た目もハートマークのようですし、こちらも今後が楽しみなバラです。
近いうちに、世界の花屋を通じて皆さんのお手元に届くことを期待しています。

さらにもう1つ「新しいバラ」を!

新しいバラ

こちらもガーデンローズなのですが、なんと美しい香りを持っているのです! どの程度長持ちできるかはまだテスト中ですが、2019年にデビューできるよう、農園でもベストを尽くしているところです。

新しいバラ

新しいバラ

さて、自然にあふれる農園にはたくさんの動物や鳥などの予期せぬ訪問がありますが、いま、農園で働く仲間たちを悩ませる(?)生き物がいるのです。
嫌いな方がいらっしゃったら本当にごめんなさい、それは、ヘビです。。。

私は、好奇心旺盛なこともあり(笑)、ちょっと調べてみました。
このヘビは、“Brown Horse Snake”と呼ばれる、人間には無害の種であることがわかりました。まずは一安心です。ケニアのような標高の高い場所では色が黒色に変化することがあるようなので、ヘビの色も標高によって変化するのだなあと感心し、農園のみんなにもそのように説明しましたが、だれも信じてくれません。(笑)
未だに皆、怖がって逃げ回っています。。。

そんな中、歓迎されているものもあります。
それは、カブトムシ。

鳥が大好き!ケタンさんのソジャンミ農園の日々Vol.12

世界中の人たちが、“ビッグ5”と呼ばれる野生動物を目当てにケニアへやってきます。
ビッグ5、どの動物か分かりますか?
ゾウ・ライオン・バッファロー・サイ・ヒョウです。

でも、ケニアには、“スモール5”と呼ばれるものもあるのです。このカブトムシはその1つ。皆さんのイメージとは異なる顔ももつケニアも知って頂けると嬉しいです。

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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