ここの国のココが好き!

アメリカの12月〜クリスマスツリーが我が家にやってきたVol.2

2017.12.8

『生のモミの木購入プロセス / Choosing A Christmas Tree』

「よーし、クリスマスツリー買いに行くよ!」ワクワク興奮する子供たちを後部座席に乗せ、車を走らせること、5分。はい、50分ではなく、たったの5分です。5分圏内に、生のモミの木が売っているお店が3軒もあるんです。1軒は園芸専門店、あと2軒はこの時期限定で開いているクリスマスツリーショップ。とりあえず1軒ずつ回ってみることにしました。

まずは園芸専門店。入ってウロウロしてみましたが、うーん、室内なので、何だかちょっと無機質な感じがしてテンションが上がりません。早々に後にし、2軒目のクリスマスツリーショップへ。地面からにょきにょきツリーが生えていて、いい感じなのですが、何だかどのツリーも大きすぎる感じ。我が家はマンション暮らしなので、小さめでもなく大きめでもない、いわゆる中間サイズがしっくり来るんです。結局、去年も購入した娘たちの学校のすぐ近くにあるショップに行くことになりました。

アメリカの12月〜クリスマスツリーが我が家にやってきたVol.2

ありますあります、丁度いいサイズのツリーちゃんたち!このお店はツリーの高さで値段が決まっていて、小さめ(150cm以下)が50ドル、中ぐらい(150〜200cm)が60ドル、大きめ(200cm以上)が70ドルという価格設定でした。これを高いと思うか、安いと思うかは、個人差があると思いますが、12月頭に買ってまるまる一ヶ月楽しめることを考えれば、我が家は中ぐらいの60ドル、まったく出すことを厭いませんよ。

夫、娘たちと一緒にああでもない、こうでもないと言いながら、ツリーを選びました。私たちの好みは葉がもっさりずんぐりとしたボリュームのあるものより、どちらかというとシュッとした細身のもの。と言っても、裾に向かって葉が広がっていく、「黄金の三角シルエット(勝手に命名)」は絶対条件です。ツリーとツリーの間を何度も何度も往復し、好みの数本を見比べること20分。どうやら運命の一本に出会えたようです!「うん、これだね」家族4人、満場一致で決まりました。

アメリカでは、Fraser Fir(フレーザー・ファー)という種類のモミの木が一番主流だそうです。我が家のモミの木もご多分に漏れず、フレーザー・ファー。枝がしっかりしていてオーナメントをぶら下げやすいのが何よりの魅力です。また国立クリスマスツリー協会(というのが存在するのがすごい!)によると、全米で最もモミの木を生産しているのは、オレゴン州、ノースカロライナ州、ミシガン州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州、ワシントン州なんだそうです。ちなみに我が家のモミの木はお隣のメリーランド州産とのこと。

アメリカの12月〜クリスマスツリーが我が家にやってきたVol.2アメリカの12月〜クリスマスツリーが我が家にやってきたVol.2

お店のお兄さんに「あの木に決定!」と伝えると、よし来た!とばかりに電動ノコギリでツリーを切り、抱えて運んで、ぱぱっとネットをかけてくれました。切るところからネットがけまで、所要時間は1分半といったところ。あまりの手際の良さに、写真を撮る時間もありませんでした・・・。そのツリーを今度は車の上に乗せてもらいます。よっこらせ!と車に投げ乗せ、ぐるぐるっとロープで巻き、しっかり固定。これも正味1分ぐらいで終了。お店のお兄さんが一連の作業をしている間に夫が支払いを済ませていたので、あとは運転して家に帰るだけです。

モミの木を家に持ち帰って、その後は?続きをお楽しみに!

吉野麗子 吉野麗子
2003年、慶應義塾大学文学部卒業。
卒業後KKベストセラーズ、ベネッセコーポレーションで雑誌編集、雑誌広告営業を経験した後、夫の留学に伴い2006年に渡米。
2007年よりワシントンDC在住。
現在は育児の合間にライター、Eコマース業をフリーランスで行なっている。
好奇心が旺盛すぎるのが長所且つ短所。

世界の花屋では、クリスマスシーズン向けに期間限定の商品をご用意しております。

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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