世界の花屋のなかのこと

2023年の挑戦

2023.12.30

こんにちは、小西です。

気づけばもう年の瀬。2023年、皆さまはどのような一年を過ごされましたか?
世界の花屋は、今年もたくさんご注文をいただいた母の日、太田ゆかさん・Cradle Lifestyleさん・Hummingbirdさんと合同で行ったWild Roots、6周年記念ポップアップイベント、そしてクリスマスと、振り返るとあっという間の一年でした。

そんな中、世界の花屋で挑戦してみたいと考えていたことがひとつ実現しました。それは、世界の花屋カレンダーの販売です。カレンダー作りをしてみたいと常々考えていたものの、実現出来ずに5年という月日が流れていましたが、この度、縁あってやっとカレンダーのご用意をすることが出来ました。嬉しいことに、初めてのカレンダーにも関わらずたくさんのご注文をいただき、オンラインストアでの販売分は完売しました。

実はカレンダーの写真は、一年をかけてカレンダーのためだけに撮影したもので、その時季に入荷する世界各国の草花をメインに、オンラインサイトで販売している商品とはまた違った雰囲気でブーケやアレンジメント、リースなどをお作りしています。少しデザインについて紹介させてください。

■ 表紙


「エヴァーラスティング」という南アフリカの花をメインにお作りしています。
自然のままの色や形がずっと残る花なので、世界の花屋ではドライフラワーギフトに使用していることが多いのですが、今回は生花と一緒に束ねました。白と紫のふんわりとした小花でまとめ、ユーカリ、コニファー ブルーアイスなどのシルバーグリーン系の葉物を入れて、冬の始まりである、11月カレンダー用にデザインしました。

■ 1月

こちらはケニアから届いたバラ 「グラビティ」を使用しています。
春らしい優しい色合いのグラビティは世界の花屋でも人気のバラです。最初に各月のメイン花材を決めたのですが、春の草花がよく合うグラビティは1月にと即決しました。
新年から明るく柔らかな雰囲気でお迎えいただきたく、チューリップやアネモネ、スイートピーなど、春の草花をふんだんに入れてお作りしています。

その他、キングプロテアを使ったデザインや、大きな壁掛けなどにも挑戦しましたので、ご購入いただいた皆さまには、いつもとは少し違う世界の花屋の草花を1年間お楽しみいただけると幸いです。

今年も世界の花屋をご愛顧いただき、本当にありがとうございます。
来年もまたどうぞ、宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えくださいませ。

小西

PRODUCTS

農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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