小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

セネガル散歩~セネガル・サリー~

2018.6.3

セネガル散歩~セネガル・サリー~

4月、中南米に続いて訪れたのが西アフリカです。

まずは、セネガルへ。
今でこそアフリカのいろいろな国とビジネスをしていますが、僕自身、初めて買い付けを行ったアフリカの国がセネガルでした。そんなこともあり、この国には少なからず思い入れがあります。そして、かなりいい加減なこの国でビジネスを開始したせいか、今では、アフリカで仕事をするには付き物の多くのトラブルにも動じなくなりました。(笑)

セネガルの首都はダカールといい、”パリ・ダカールラリー”などでも知られた西アフリカを代表する大都市の1つですが、僕のセネガルでの活動拠点は、ダカールから車で1時間ほど南へ行ったサリー(Saly)という町。 大西洋岸に面した、こじんまりとした町です。

セネガル散歩~セネガル・サリー~

美しいビーチに面して住宅も多くみられ、セネガル人だけでなく、別宅を持って暮らしている(であろう)フランス人なども多く見かけます。

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花に囲まれた小路に、藁葺屋根の家。うーん、おしゃれだなあ。
僕の中では、この家を見ると、

(ああ、セネガルに来たなあ・・・)

と思える瞬間です。

首都ダカールと異なり、治安もかなり良い。
なので、移動疲れのリフレッシュも兼ねて、昼間、サリーの町を散歩するのもちょっとした楽しみです。

セネガル散歩~セネガル・サリー~セネガル散歩~セネガル・サリー~

昼間は暑い、いや熱いので人は少なく、僕が露店で立ち止まると面倒くさそうに対応されますが(笑)、セネガル名物のバオバブやアデニウム(別名:砂漠のバラ!)の鉢物を扱うお店だったり(よく見ると、お店には”Bonsai”の表記が!!)、

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セネガル散歩~セネガル・サリー~

民芸品を扱うお店だったり(これ、現地のレストランのお会計などで、中にレシートを入れて出てくることが多いです。風強いからかな?)
実際、一度、セネガルのお土産として知人にプレゼントしたこともあります。

そして、とても美味しいセネガルのフルーツのお店だったり。
特に、セネガルのマンゴーは、ベストシーズンは6月頃ですが、とても美味しいのです!

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そんなサリーの町、特にお気に入りのスポットがここです!!
どうですか?

セネガル散歩~セネガル・サリー~

なんだか、バオバブの木がお店の守り神みたいに見えませんか?(笑)

暑い、いや熱いので長くは歩けませんが、ちょっと楽しいひと時です。

ちなみに、サリーには、定宿としているブティックホテルがあります、今回、2年ぶりに利用しました。折角ですので、ホテルの”綺麗な部分”のみお届けします。(笑)

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おそらく、僕がこのホテル唯一の”アジア人のリピーター”であるからだと思いますが(笑)、たくさんのスタッフが覚えていてくれて、快適なステイでした。

セネガル散歩~セネガル・サリー~

ちなみに、そんな静かなサリーの町を一歩出ると、外にはバオバブの木が並びます。

セネガル散歩~セネガル・サリー~

セネガルをはじめ、西アフリカには、ここにしかない魅力がたくさんあります。
”ボンジュール”と、フランス語の響きが何ともよく似合う。

セネガル散歩~セネガル・サリー~

小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp