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手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
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タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
西アフリカのお花屋さんへ・・・~モロッコ・アガディール~
2018.6.17
突然ですが、僕はイスラムのスーク(マーケットのこと)を訪問するのが大好きなんです。
あの、スパイスやらいろんな香りが入り混じり、そして、大抵、人懐っこい(笑)
特に買う気はなくても、歩いていてなんだか楽しくなります。
そして、バイヤーという職業柄、やはりスークの中でもお花屋さんを探してしまいます。
そんなことでブラブラと歩いていたら、お花屋さんがいくつかあったのです。
こういうとき、流れに任せるようにしているのですが、案の定、親しげに声をかけてくるお店がありました。(笑)
それが、このFina Rosaさん。
オーナーの弟さんだというオマールさん(Omar)があれこれ教えてくれます。
そもそも、僕は知らなかったのですが、ここにあるお花、全てモロッコ産だったのです。
バラやユリをはじめ、なかなかのラインナップです。
いろいろ聞いていると、モロッコの人は結婚式でお花をたくさん使うのだとか。
確かに、ドバイでそのような仕事をしている知人がいるのですが、戒律上アルコールが禁じられているイスラムの世界では、その分、お花が結婚式で重要な役割を果たしているそうです。(それは、今度どこかでお伝えしましょう!)
中には、ウェディングドレスのような形をしたブーケもありました。
元々野菜やフルーツ含めて農業の盛んなエリアがこのアガディールなのですが、お花もだったのですね。。。そして、モロッコの人もバラが大好きなのだそうです。
確かに、この国は、観賞用のバラだけでなく、ローズオイルで有名なセンティフォリア・ローズを栽培している数少ない一つの国であることも思い出しました。
モロッコは西アフリカのバラ大国だったのか・・・
そして、どんな人が買うのだろうと、少し観察していると、(たぶん)バケーション中のフランス人と思われる方がふらっと買っていくのです。
プレゼント用というよりは、自分用の感じでしょうか。
この気軽な感覚、いいなあ。。。
モロッコで花のある暮らし、なかなか素敵だなあと思いつつ、思わぬ有意義な花屋さん巡りとなりました。
<お店の情報>
Fina Rosa
N.2 Marche Centrale, Agadir, Morocco
TEL: +212-670-790289
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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