農家さんの手仕事帖

「スプレーバラをご存知ですか?」ケニアのバラ農園の日々Vol.13

2018.9.19

日本の皆さんこんにちは、ケタン・ジェラスです。

「スプレーバラをご存知ですか?」ケニアのバラVol.13

9月に入り、ここケニアの農園も再び忙しい季節に突入しました。
ヨーロッパのお花のバイヤーさんたちがバケーションから復帰し、たくさんの国でブライダルシーズンがスタートするからなんです。
私たち自慢の白いバラ、”アダロニア”は、この時期引っ張りだこの人気です!

「スプレーバラをご存知ですか?」

先日、日本でも大きな台風や地震があったと聞きました。心からお見舞い申し上げます。
そして、フィリピンやアメリカでも異常気象に悩まされているとの報道を目にしましたが、ここケニアでは、幸いなことにとても素晴らしい天候が続いています。
この季節のケニアの空は、1年を通じてベストともいえる、青々としたものなのです。

「スプレーバラをご存知ですか?」

今日は、皆さんに興味深いスプレータイプのバラをご紹介したいと思います。
皆さんは、スプレーバラをご存知ですか?
おそらく、皆さんが目にするバラのほとんどは、スタンダードタイプと言って、一輪タイプのバラだと思うのですが、バラには、1本の茎に何輪ものお花がついているものもあるのです。これをスプレータイプと呼びます。

「スプレーバラをご存知ですか?」

特に、ソジャンミ農園の強みは、世界でも稀に見る、1輪1輪の大きさが非常に特徴的なスプレーバラです。まるで、1本のバラなのに4-6本のバラを買った気分になれるはずです。
あ、大丈夫、値段は4-6倍しませんよ。(笑)

「スプレーバラをご存知ですか?」

さて、そんなスプレーバラ、こちらがワイルドモーメントです。
少し濃い目のライラック色に、花弁がぎっしり詰まった非常に珍しい品種です。
その花弁の詰まり方は、よく見るとハート型の形をしているようにも見えませんかね!?
そして、その花を咲いていく様は本当に優雅、言葉になりません。
私から見ても、1本のバラでここまで楽しめるのはソジャンミ農園のスプレーバラだけではないかと思うくらい、おススメのバラです!

そして、趣味のお話しも少ししましょう!
私たちソジャンミ農園は、アフリカ・リフトバレーの麓に位置しているのですが、ここにはたくさんの湖があり、それが鳥たちにとって貴重な水源にもなっています。
この季節は、そんな水源を頼りにしながら鳥たちが巣作りをしているところを見かけます。

「スプレーバラをご存知ですか?」

今年は、カワウ(Great Cormorants)が私たちの農園に巣を作ってくれました!

「スプレーバラをご存知ですか?」

さらに、オオヤマセミ(Giant Kingfisher)も!

「スプレーバラをご存知ですか?」

なんだか今年はラッキーです。
では、今回はこの辺で!

「スプレーバラをご存知ですか?」

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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