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Column 「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々V… 2020.12.25
農家さんの手仕事帖 皆さんこんにちは。ケニアソジャンミ農園のケタン・ジェラスです。 2020年!大変な年でしたね。やれやれ、ようやくこの1年が終わる、と思われている方も多いのではないでしょうか。正直、ソジャンミ農園も、こ… READ MORE -
Column Vol.43 12月の手仕事 2020.12.9
世界の花屋のなかのこと こんにちは、松森です。 師走に入り、落葉樹はすっかり葉を落とし、野山の景色は冬景色へと変わり行く中、冬支度もだんだんと忙しくなってきました。極度の冷え性の私は生姜入りのドリンクや鍋料理で身体を温めて風… READ MORE -
Column Vol.42 緑の”和”っか 2020.12.2
世界の花屋のなかのこと こんにちは、山室です。 気がつけば12月。朝晩の吐く息は白くなり、暖かい飲み物が手放せなくなりました。 12月といえばクリスマス。 少し遅くなってしまいましたが、11月最後の日曜日に、顔馴染みの美容院… READ MORE
ブルネイの花文化~ブルネイ・バンダルスリブガワン~
2020.5.31
ブルネイ・ダルサラーム国をご存知でしょうか?
東南アジア、ボルネオ島の小さな国家です。
敬虔なイスラム教国としても知られています。
人種的にもマレー系だけでなく中華系も多く、文化の融合が独特の雰囲気を生み出しています。
そんなブルネイの首都、バンダル・スリ・ブガワンで人気のお花屋さんが、“Neptune Florist”さん。
この街に3店舗ほど有しています。
一歩店内に足を踏み入れると目に入るのが、たくさんの菊の花。
この地では、菊の花が一番人気なのだとか。
マレー系の人がギフトやプレゼントとして送ることもあれば、中華系の人がお供えで使うこともある。そのため、お花屋さんとしても菊の花を欠かすことができないのだとか。
このあたり、“文化の交差点”ともいうべきブルネイらしさを感じますね。
ちなみに、その中でも、赤色や黄色が好まれるそうです。
お花の大半は輸入品。マレーシアとシンガポールからのもの。
シンガポールのお花といえば、そう、洋蘭系ですね。
店内で見かけたデンファレやモカラなどはまさにシンガポールから旅してきたものでした。
そして、そんなお花を中心に、お客さんはブーケやアレンジメントとして買い求められていくとのこと。そして、冒頭の写真のように、バラなどの洋花も少し添えるのだとか。
ここは灼熱のブルネイ。
商品はきちんと冷蔵庫の中で管理されていたことも印象的です。
僕が訪ねたのは、開店早々の時間帯。
お店は朝からお客さんがひっきりなしに来店します。
実はこの日は金曜日、そう、ブルネイの国教であるイスラム教にとってとても大切な日です。
そんなこともあり、礼拝の前にこちらのお店でお花を買っていく人が多い、お店にとっては“書き入れ時”の日でした。
そんな忙しい時間帯ながら、お店の方はほんとフレンドリー。
僕の素朴な質問にも一つ一つ笑顔を絶やさず丁寧に答えて頂き、お花を通じて魅力的なブルネイの人々を感じることができた時間でした。
<お店の場所>
Neptune Florist
Plaza Athirah, Ground Floor, G13, Jln Tutong, Bandar Seri Begawan、BRUNEI DARUSSALAM
TEL: +673-224-0687
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
PRODUCTS
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