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Column
手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
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タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
ブルネイの花文化~ブルネイ・バンダルスリブガワン~
2020.5.31
ブルネイ・ダルサラーム国をご存知でしょうか?
東南アジア、ボルネオ島の小さな国家です。
敬虔なイスラム教国としても知られています。
人種的にもマレー系だけでなく中華系も多く、文化の融合が独特の雰囲気を生み出しています。
そんなブルネイの首都、バンダル・スリ・ブガワンで人気のお花屋さんが、“Neptune Florist”さん。
この街に3店舗ほど有しています。
一歩店内に足を踏み入れると目に入るのが、たくさんの菊の花。
この地では、菊の花が一番人気なのだとか。
マレー系の人がギフトやプレゼントとして送ることもあれば、中華系の人がお供えで使うこともある。そのため、お花屋さんとしても菊の花を欠かすことができないのだとか。
このあたり、“文化の交差点”ともいうべきブルネイらしさを感じますね。
ちなみに、その中でも、赤色や黄色が好まれるそうです。
お花の大半は輸入品。マレーシアとシンガポールからのもの。
シンガポールのお花といえば、そう、洋蘭系ですね。
店内で見かけたデンファレやモカラなどはまさにシンガポールから旅してきたものでした。
そして、そんなお花を中心に、お客さんはブーケやアレンジメントとして買い求められていくとのこと。そして、冒頭の写真のように、バラなどの洋花も少し添えるのだとか。
ここは灼熱のブルネイ。
商品はきちんと冷蔵庫の中で管理されていたことも印象的です。
僕が訪ねたのは、開店早々の時間帯。
お店は朝からお客さんがひっきりなしに来店します。
実はこの日は金曜日、そう、ブルネイの国教であるイスラム教にとってとても大切な日です。
そんなこともあり、礼拝の前にこちらのお店でお花を買っていく人が多い、お店にとっては“書き入れ時”の日でした。
そんな忙しい時間帯ながら、お店の方はほんとフレンドリー。
僕の素朴な質問にも一つ一つ笑顔を絶やさず丁寧に答えて頂き、お花を通じて魅力的なブルネイの人々を感じることができた時間でした。
<お店の場所>
Neptune Florist
Plaza Athirah, Ground Floor, G13, Jln Tutong, Bandar Seri Begawan、BRUNEI DARUSSALAM
TEL: +673-224-0687
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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