世界の花屋のなかのこと

Vol.28 子供の頃の夢

2020.8.19

世界の花屋 のなかのこと

皆さんは自分の子供の頃の夢って覚えていますか?

女の子なら保育士、看護師、ケーキ屋さん。
男の子ならサッカー選手や消防士、警察官などさまざまだと思います。

私は子供の頃から「お花屋さん」でした。

成長していくにつれて他の候補も出てきたりしましたが、よく考えてみるとそれは周りに流されて興味を持ったことばかり。

お花屋さんなんて子供みたいな夢、恥ずかしい。
なんて中学、高校の頃思っていた時期もあって、今思うと自分のやりたいことを恥ずかしいなんて思うのは馬鹿ですね。

祖母が花好きだったので、家には鉢に植えてある花がたくさんありました。
その影響で花が好きになったのだと思います。

その為、小さい頃から家族の誕生日には必ず花束を買いに行って、夜まで必死に花束を隠していました(バレているとは思いますが…)。

誕生日をお祝いしてみんなでケーキを食べ終えた後が我が家のプレゼントタイム。
花束を渡すのはいつも私の役目。
誕生日おめでとう!と渡した花束を見て喜んでくれるみんなの笑顔がとっても大好きでした。

世界の花屋 のなかのこと

この渡した花束を自分で作れたらなんて素敵だろう。
と幼いながらに思っていた私。

そんな夢を叶えて、毎年自分で作った花束を贈っています。

忙しくて誕生日を過ぎてから渡すこともあるけれど、過ぎてしまっても渡すことに意味がある。
おめでとうの気持ちといつもありがとうの感謝の気持ち。
なかなか言葉に出来なくても、この花束で伝わったら良いな、なんて思っています。

世界の花屋 のなかのこと

お客様からのご注文もひとつひとつ、喜んで頂けるように気持ちを込めてお作りし、お届けしています。

私達は店頭に立って直接お渡ししている訳ではないので、なかなかお客様の顔を見ることはできませんが、とても嬉しいお言葉を頂ける時があります。
「とても喜んで頂きました!ありがとうございました!!」
「素敵なお花が届きました!」

そんな嬉しいご連絡を頂けて幸せものだな、と実感しながら今日も皆さまを笑顔にしてくれる花を、心を込めて。

世界の花屋 のなかのこと

小西

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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