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歴史ある花市場へ~タイ・バンコク~
2019.3.3
タイ・バンコクの中心部からやや北西、チャオプラヤー川に面したエリアに、タイ・バンコクを代表する花市場があります。
バンコクでの滞在時、時間を見つけて様子を見てきました。
一般的にはパククローン花市場(Pak Khlong Talat)と呼ばれているエリアです。
大通りに面してお花屋さんが並びます。
(どれどれ・・・)
まずは観察。
印象深いのは、カーネーションが多いこと。見た感じ、中国産かな? 雲南省から陸続きだし・・・
そしていよいよ、市場の中へ・・・
まあなんというか、タイ、いや東南アジアらしい市場です。
雑然としてて、様々なものが入り混じった臭いがする、でも、どこかエネルギッシュ。
個人的には、嫌いでない雰囲気です。(笑)
市場を見ていて気づきました。
デンファレ、フラワーレイ、そしてマリーゴールド。
更に僅かながら菊やカーネーション。
(そうか、タイの花市場はお供え花で成り立っているのか・・・)
僕もいろんな国の花市場を訪ねてきましたが、プレゼント用のブーケやフラワーアレンジメントなどを想定した花市場が多い、というか殆どです。でも、ここバンコクの花市場は、お供え花で成り立っている。
このあたり、デンファレやモカラ、バンダなどの洋蘭がタイの仏教とともに歩んできたという、タイ独特の”花のある暮らし”を感じることができてとても興味深く覚えました。
もちろん、いまのバンコクは大都会ですし、お花の使われる用途は様々ですが、こうして、今もお供え花として市場が成り立っているということに、タイが敬虔な仏教国であることを感じずにはいられず、改めてタイという国にリスペクトを覚えました。
バンコク中心部からも近いですし、タイがお花と共に歩んできた歴史を感じるには最適な場所だと思います。機会あれば是非足を運んでみてください!
<市場の場所>
パククローン花市場(Pak Khlong Talat)
住所:Chakkraphet Rd, Khwaeng Wang Burapha Phirom, Khet Phra Nakhon, Krung Thep Maha Nakhon 10200 Thailand
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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