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Column
手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
Column
タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
世界の花屋のなかのこと
セルリアのバトン
2023.7.18
この時季日本は茹だるような暑さですが、南半球に位置する南アフリカは気温が落ち着き、セルリアの最盛期。
ピンクとホワイトの2種のセルリアが次々に届くこの季節は1年で最も楽しみなシーズンの一つですが、今年は昨年までとは違う状況で入荷を迎えました。昨年8月、まさにセルリアシーズン真っ只中で、信頼のおけるセルリア農家さんの訃報が届いたからです。ショックを受けたのは世界の花屋スタッフだけではありませんでした。当時の現地のネットニュースには次のように書かれています。
“He was known all over the world for his flowers. Everyone asked for his blushing bride proteas.”
「彼の花は世界中に知られていました。誰もが彼のブラッシングブライド※1を求めました。」
※1:セルリアの別名
深い悲しみと共に、職人気質な彼が育てる唯一無二のセルリアにはもう会えないのか、と、残念な気持ちになったのを覚えています。しかし驚くことに、この出来事のあと彼の農園からのセルリアの入荷が途切れることはなかったのです。彼の遺志と、そして誰よりも彼のセルリアの美しさを理解している近隣の農家の方たちがボランティアで出荷を続けてくれました。そしてそれは、今日まで続きます。
今年もセルリアが届きました。
彼が植え、育てたセルリアは今年も本当に美しい花を咲かせています。私はたくさんの人が守り、繋いでくれたそのバトンを受け継ぎ、とびきりのブーケに束ねてお届けしようと思います。
セルリア畑 南アフリカ ウェスタンケープ
千原PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
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