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Column ケニア ソジャンミ農園のリアル 2025.12.10
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 皆さんこんにちは。 いつも、「世界の花屋」を応援頂き、ありがとうございます。 いま、ケニアの首都ナイロビでこのコラムを書いています。 首都ナイロビから片道4時間、ンジョロという小さな町にあるソジャンミ… READ MORE -
Column 秋の匂いと古いものたち 2025.11.13

世界の花屋のなかのこと 11月のある日。 ふと、Threadsで流れてきた東京蚤の市の写真に胸を掴まれ、思い立ったが吉日。その感覚を追いかけるように、気づけば入場チケットを購入し、翌日には会場へ。ときどき訪れる、理由のない衝… READ MORE -
Column 緑に癒される休日―筑波実験植物園にて 2025.7.15

世界の花屋のなかのこと 母の日、父の日と花贈りの季節を過ごしていたら、もう7月。夏本番が楽しみ!・・と言いたいところですが、年々増す夏の暑さ。どこまで気温が上がるのかと考えると、夏好きの私でも少し尻込みしてしまいそうです。… READ MORE
世界の花屋のなかのこと
セルリアのバトン
2023.7.18
この時季日本は茹だるような暑さですが、南半球に位置する南アフリカは気温が落ち着き、セルリアの最盛期。
ピンクとホワイトの2種のセルリアが次々に届くこの季節は1年で最も楽しみなシーズンの一つですが、今年は昨年までとは違う状況で入荷を迎えました。昨年8月、まさにセルリアシーズン真っ只中で、信頼のおけるセルリア農家さんの訃報が届いたからです。ショックを受けたのは世界の花屋スタッフだけではありませんでした。当時の現地のネットニュースには次のように書かれています。
“He was known all over the world for his flowers. Everyone asked for his blushing bride proteas.”
「彼の花は世界中に知られていました。誰もが彼のブラッシングブライド※1を求めました。」
※1:セルリアの別名
深い悲しみと共に、職人気質な彼が育てる唯一無二のセルリアにはもう会えないのか、と、残念な気持ちになったのを覚えています。しかし驚くことに、この出来事のあと彼の農園からのセルリアの入荷が途切れることはなかったのです。彼の遺志と、そして誰よりも彼のセルリアの美しさを理解している近隣の農家の方たちがボランティアで出荷を続けてくれました。そしてそれは、今日まで続きます。
今年もセルリアが届きました。
彼が植え、育てたセルリアは今年も本当に美しい花を咲かせています。私はたくさんの人が守り、繋いでくれたそのバトンを受け継ぎ、とびきりのブーケに束ねてお届けしようと思います。

セルリア畑 南アフリカ ウェスタンケープ
千原PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
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季節のプロテアを束ねたおまかせフレッシュブーケ(白系) 販売価格 6,600円(税込)

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コロンビアから届いたアジサイとグリーンを束ねたドライブーケ 販売価格 3,850円(税込)

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季節のプロテアおまかせフレッシュアレンジメント(赤・ピンク系) 販売価格 7,700円(税込)

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ソジャンミ農園のローズブーケ:ジャズベリー5本と季節のグリーン 販売価格6,600円(税込)


