-
Column ケニア ソジャンミ農園のリアル 2025.12.10
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 皆さんこんにちは。 いつも、「世界の花屋」を応援頂き、ありがとうございます。 いま、ケニアの首都ナイロビでこのコラムを書いています。 首都ナイロビから片道4時間、ンジョロという小さな町にあるソジャンミ… READ MORE -
Column 秋の匂いと古いものたち 2025.11.13

世界の花屋のなかのこと 11月のある日。 ふと、Threadsで流れてきた東京蚤の市の写真に胸を掴まれ、思い立ったが吉日。その感覚を追いかけるように、気づけば入場チケットを購入し、翌日には会場へ。ときどき訪れる、理由のない衝… READ MORE -
Column 緑に癒される休日―筑波実験植物園にて 2025.7.15

世界の花屋のなかのこと 母の日、父の日と花贈りの季節を過ごしていたら、もう7月。夏本番が楽しみ!・・と言いたいところですが、年々増す夏の暑さ。どこまで気温が上がるのかと考えると、夏好きの私でも少し尻込みしてしまいそうです。… READ MORE
世界の花屋のなかのこと
憧れの花かんむり
2023.9.21
こんにちは、千原です。子どものころ、花かんむりにすごく憧れがあって、シロツメクサを摘んできては見よう見まねで組んでみたものの、満足のいくものは作れなかった記憶があります。フローリストになって習うとき、一番わくわくしたものではないかな。もちろん子どもの頃のシロツメクサの花かんむりとは違う作り方ですが。
ふと、最後に花かんむりを作ったのがずいぶん前になることに気づき、久々に作ってみることにしました。ちょうど親しい友人とその子供たちに会う予定があったので、可愛い物好きだという子供たちに合わせて輪っかを2つ。作り始めてすぐに、そういえば手のかかるものだったというのを思い出しました。一輪一輪小さなパーツにワイヤーを掛けていき、最後に輪になるように組みます。細かいものをコツコツやる作業は好きな方ですが、ワイヤーをかける段階で繊細なセルリアが折れるたびに私の心も折れそうでした。
そうしてようやく出来上がったものを持っていき、公園で遊ぶ子どもたちの頭に乗せると、ふたりともそーっと動き出し、頭から落ちないと分かると元気に走り回って喜んでくれました。

小さな子どもたちと花かんむり、純粋さを写したようなその時の光景は本当に美しいものでした。私も一緒に遊びながらカメラのシャッターを切って、お礼に写真をたくさんプレゼント。
花に関する技術は実にさまざまで、普段使わないものも多いですが、腕が鈍らないようにこれからも時折思い返しながら磨いていきたいと思います。今度はシロツメクサで幼少の頃のリベンジをしてみましょうか。日々の生活の中でたまに、稀に、ふっと出てくる、フローリストで良かったと思える瞬間が、私にとっての幸せです。
PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
-
期間限定ローズブーケ (Sovereign) 販売価格 12,100円(税込)

-
季節のプロテアを束ねたおまかせフレッシュブーケ(白系) 販売価格 6,600円(税込)

-
コロンビアから届いたアジサイとグリーンを束ねたドライブーケ 販売価格 3,850円(税込)

-
季節のプロテアおまかせフレッシュアレンジメント(赤・ピンク系) 販売価格 7,700円(税込)

-
ネイティブドライリース 販売価格 11,000円(税込)

-
ソジャンミ農園のローズブーケ:ジャズベリー5本と季節のグリーン 販売価格6,600円(税込)


