農家さんの手仕事帖

「奇跡が起こるバラの世界」 ケニアのバラ農園の日々Vol.9

2018.4.19

「奇跡が起こるバラの世界」 ケニアのバラ農園の日々Vol.9

日本の皆さんこんにちは、ケタン・ジェラスです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ここケニアでは、引き続き、近年稀にみる豪雨が続いています。ケニアでは考えられない、陽が照らない日もあるくらいで非常に心配です。ただ、気温はそれほど低くはなっていないのがお花の生産者にとって不幸中の幸いでしょうか。

もちろん、雨はバラにとって望ましいものではなく、そして、太陽の光は生育のために大切です。
でも、安心してください。
これまでの豊富な経験に基づき、そんな環境でもどうすれば良質を保つことができるか、私たちソジャンミ農園にはそんなノウハウもあります。

バラの世界 奇跡

さて、もうすぐ、母の日がやってきますね。
「世界の花屋」でも、私たちソジャンミ農園のバラをたくさん取り上げて頂いていると聞いており、既に、世界の花屋用のバラの出荷準備も最終段階に入っています。たくさんの皆さんに届くよう、農園一丸となって頑張っておりますので、是非楽しみに待っていてくださいね!

今回も、私たちソジャンミ農園の新しい品種を2つだけご紹介させてください。

1つめのバラはこちら。

バラの世界 奇跡バラの世界 奇跡

2つめのバラはこちら。

バラの世界 奇跡バラの世界 奇跡

どうです? 美しいでしょう?
私の最近のお気に入りの2つの品種なのですが、開いていく様とか、何となく似ている感じしませんか?
そう、この2つ、何と、姉妹なのです!!

「奇跡が起こるバラの世界」
人間のように表現すると、突然変異から生まれたこの2品種。
大輪のバラであるだけでなく、その開く様は共に本当に優雅で美しいです。
こういう奇跡が起こるので、バラの世界は魅力的です。

まだ栽培に苦労しており、日本への旅に耐えられるかも分かりません。
でも、美しいバラが世に出るまでには、いつもそれなりの苦労があります。
何とか、課題を一つ一つ克服すべく、農園の皆で頑張っているところです。
楽しみに待っていてくださいね!

バラの世界 奇跡

さて、冒頭に述べた通り、近年稀に見る豪雨に見舞われているケニアですが、普段は全く雨の降らない乾燥地帯でも降雨のある地域もあり、それが、サファリ愛好家にとっては奇跡的な機会と喜んでいる人もいるのは事実です。
まあ、私もそんな一人なのですが(笑)、先日、サンブル国立保護区(Samburu National Reserves)へ行ってきました。ちなみにここのエリアは、エワソ・ニロ川(Ewaso Ng’iro river)の流域で、この川の水が動物だけでなく、地元のサンブル族にとっても大切な恵みとなっています。

このエリアは、国境のすぐ北側、イシオロ(Isiolo)という町の近くにありますが、とにかく、他の国立公園ではお目にかかれない珍しい動物がたくさんいるのです。
そして、豪雨のせいか、今回は、“Samburu Special 5”と言われる動物全てにお目にかかることができたのです。
とにかく、見てみてください!

バラの世界 奇跡バラの世界 奇跡 ジェレヌク(Gerenuk:ガゼルキリンとも呼ばれるキリン)

バラの世界 奇跡 ソマリアダチョウ(Somali Ostrich:通常のダチョウと異なり、青い首が特徴的)

バラの世界 奇跡 ベイサオリックス(Beisa Oryx:オリックスの仲間)

バラの世界 奇跡 ソマリキリン(Reticulated Giraff:独特の網目模様が特徴)

バラの世界 奇跡 グレービーシマウマ(Grevy’s Zebra:おそらく、最も大型のシマウマ、通常の馬と変わらない大きさ)

どうですか? 見たことのない動物ばかりではないですかね?

もちろん、このエリアにはゾウ、ライオン、ヒョウ、チーター、バッファローなどの動物もいます。

バラの世界 奇跡

そして、私のサファリには鳥が欠かせないわけで(笑)、今回は、ダルマワシ(Bateleur Eagles)を見かけることができました。

バラの世界 奇跡

全くカメラに怯えない、堂々とした姿が印象的です。

その他にも、たくさんの鳥たちを写真に収めることもできました。

バラの世界 奇跡バラの世界 奇跡 左:ウシハタオリ、右:ゴマバラワシ

今回は、サファリの話しばかりになってしまいましたが、写真を通じて皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです。

では、この辺で!

バラの世界 奇跡

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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