小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

2018.5.20

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

皆さんは、”Pura Vida”という言葉、聞かれたことありますか?
英語に直訳すると、”Pure Life”なのですが、これ、コスタリカの合言葉(?)なのです。
コスタリカ=”Pura Vida”といった感じで、”Good”とか”OK”だったり、さらには”Fantastic”だったり、とにかく、ラテンで明るいコスタリカ人と話していると、かなり頻繁に”Pura Vida”という言葉が混ざってきます。世界中のスペイン語圏でも、”Pura Vida”は(僕の旅した限り)コスタリカだけ。

さて、そんな”Pura Vida”の国コスタリカの首都サンホセにて、お花屋さんを訪問する機会がありました。
場所は首都サンホセの郊外、エスカス(Escazu)というところ。

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

お店の名前は、”Floristeria Siempre Verde”。
日本語に直訳すると”いつも緑のお花屋さん”といったところでしょうか。

ショッピングモールの一角にある、コンパクトなお花屋さんですが、足を踏み入れてビックリ。

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

おお、これはPura Vida!
なんとトロピカルで面白い!!

コスタリカがトロピカルフラワーの産地であることは、もちろん仕事柄分かっていますが、それにしても、バラなどの定番の花がここまで脇役になっている花屋は初めて見た。(笑)

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

ところで、この花はご存知ですか?

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

これは、ヘリコニアというのですが、写真ではサイズが分かりにくいですよね?

というわけで、オーナーのカルロスさんに持ってもらいました。

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

デカい。。。(笑)

カルロスさんはとてもフレンドリーで、明らかに買う気のない僕にも親切に声をかけてくれました。

”このヘリコニア、いくらだと思う?” とカルロスさんが人懐っこく聞いてきます。。。

いくらだと思います? なんと・・・

100円!!

これは、Pura Vida! 素晴らしい!!

ついでに、店員さんにジンジャーも持ってもらいました。

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

Pura Vida! これもデカい。。。

その他にも、ストレチアも。

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

念のため、これも同じくデカいです。

カルロスさん曰く、コスタリカではこういう大型のトロピカルフラワーが好まれるのだとか。
いやー、面白すぎる!

でも、バイヤー目線で言うと、これを飛行機に載せて運ぶのはかなり大変です。(笑)
コスタリカだからこそ楽しめるライフスタイルですね!
トロピカルフラワーに囲まれたお部屋・・・想像するだけでなんだかおしゃれな感じでワクワクしてきます。

あ、一応、お店の片隅にバラのブーケなど、他国へ行くと”ギフト・プレゼントの定番品”も存在していたことはお伝えします。(笑)
でも、色使いが何ともトロピカル・・・

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

すると、ちょうど、お花を買いに女性が来店。
何を買うのかなあ、と眺めていると、、、手に取ったのは、、、

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

やっぱり大型のトロピカルフラワーなのでした。

しかも、僕が日本から来ていることを知ると、じゃあ記念に、と、

Pura Vidaの国のお花屋さんへ~コスタリカ・サンホセ~

ポーズまで取ってくれました。
さすが、Pura Vidaの国です。(笑)
短い時間ではありましたが、とても愉快なひと時でした。

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<お店の情報> Floriesteria Siempre Verde C.C. Plaza Mundo, Guachipelin, Escazu, Costa Rica TEL: +506 2228 8275

小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp