小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

2019.3.31

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

ホームページやインスタグラムなどでご案内の通り、来たる4/2-15、東京・代官山蔦屋書店にて期間限定のPop Up Storeをオープンします。
(詳しくはこちら : https://sekainohanaya.com/archives/5145

代官山にてご紹介させて頂くケニアからのスペシャルな商品の1つが、なんと花瓶なんです!

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

ケニアにてガラス工芸の活動をされているのが、アンセルム・クローゼさん。
今回、現地にてお会いしてきました。

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

出身はイングランドなのですが、幼少期にご両親と一緒にケニアへ移住。
アンセルムさんもケニア国籍を保有されています。
ご両親のお仕事の関係でステンドグラス制作に関わることがきっかけで、一年発起してオランダへガラス工芸を学びに留学。

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

その後ケニアへ帰国し、25年前に設立されたのが、この“Kitengela(キテンゲラ) Glass”です。
現在の工房の近く、キテンゲラ村(Kitengela)に由来するお名前です。

アンセルムさんとお話ししていると、とにかく、ケニアへの熱い思いを感じます。
そんな彼の拘りの一つが、商品は全てリサイクル原料を用いているということ。

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

残念ながらガラス瓶のポイ捨てなども目立つアフリカ、そしてケニア。
それらをなるべくリサイクルし、かつ美しいものを作り上げようとするアンセルムさんの試みには大変感銘を受けます。

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

実際、僕もこちらの作業場に何度か足を運んだことがありますが、いつも、地元の方や(特に)ヨーロッパからの観光客で大賑わい。

アンセルムさんの下、ケニア人の職人さんたちが日々集中して作業している姿が印象的です。

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

アンセルムさんからも是非とも日本にもケニアのガラス工芸を伝えたいというお気持ちを頂き、来る4/2-15に開催される代官山のイベントにて数量限定ながら御覧頂けます。
日本初上陸! この機会にぜひ代官山まで遊びに来てください!

ケニアから美しい花瓶を〜ケニア・ナイロビ〜

小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp