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Column 「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々V… 2020.12.25
農家さんの手仕事帖 皆さんこんにちは。ケニアソジャンミ農園のケタン・ジェラスです。 2020年!大変な年でしたね。やれやれ、ようやくこの1年が終わる、と思われている方も多いのではないでしょうか。正直、ソジャンミ農園も、こ… READ MORE -
Column Vol.43 12月の手仕事 2020.12.9
世界の花屋のなかのこと こんにちは、松森です。 師走に入り、落葉樹はすっかり葉を落とし、野山の景色は冬景色へと変わり行く中、冬支度もだんだんと忙しくなってきました。極度の冷え性の私は生姜入りのドリンクや鍋料理で身体を温めて風… READ MORE -
Column Vol.42 緑の”和”っか 2020.12.2
世界の花屋のなかのこと こんにちは、山室です。 気がつけば12月。朝晩の吐く息は白くなり、暖かい飲み物が手放せなくなりました。 12月といえばクリスマス。 少し遅くなってしまいましたが、11月最後の日曜日に、顔馴染みの美容院… READ MORE
バラの品種開発最前線レポート~ケニア・ナクル~
2019.4.7
1月のケニア滞在時、例によって、バラの品種開発の現場にも行ってきました。いわゆる、“ブリーダー”と呼ばれる皆さんです。
今回訪問したのは、ケニア資本の農園。そう、元々はオランダなどのヨーロッパが中心となっていたバラの品種開発も、今となっては名実ともにケニアへシフトしてきているのですね。
さて、いざグリーンハウスへ。こちらでも例によって10,000近い新品種が毎年テストされています。
ただ、この品種開発ももちろんビジネスです。そのため、こういったブリーダーさんも、もちろん、会社として生き残るために様々な努力をしています。
先に余談からご紹介します。
こちらの写真をご覧ください。
何だと思いますか?
そう、品種をすべてQRコードで管理しているのですね。ここは残念ながら企業秘密で写真撮影NGだったのですが、しかるべきタブレットPCでこのQRコードをスキャンすると、この品種がどういう過去をたどって今に至っているか、成功も失敗も含めて全て記載されているのです。。。
さて、本題に戻りますが、最も重要なポイントは、“トレンドを読み、どういった方向性で品種を開発するか”
昨年放映したNHKの「世界はほしいモノにあふれてる」でも、鮮やかなグラデーションやガーデンローズがこの数年のトレンドであることはご紹介しました。
ただ、このブリーダーさんは敢えてガーデンローズの分野に全力投球せず、シンプルな色合いのバラを強化していることが印象に残りました。赤いバラや白いバラなど、普遍的なニーズのある品種も、当然、栽培しているときにいろんな悩みがあります。そんな悩みを解決する方向に強みを生み出そうとしているのです。
これはこれで素晴らしい戦略です。
そんな彼らも、当然、いろいろ試しています。
大型のスプレーバラ!これなんて、一体何個の花が咲くんだろう。。。(笑)
世界的に大人気の大輪のスプレーバラは、実はこの農園の得意な分野の1つ。こちらは、変わらず開発が進んでいました。
さらには、“香るバラ”。
素晴らしい香りを持ち、かつ長持ちするバラの開発は永年の課題ですが、時間はかかりますが、こちらでも地道な努力が進んでいます。
こういった開発現場に来ると、いつもながらワクワクしますね!
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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