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Column Vol.43 12月の手仕事 2020.12.9
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Column Vol.42 緑の”和”っか 2020.12.2
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花と祈り~ミャンマー・ヤンゴン~
2019.12.1
8月、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに滞在しました。
ミャンマーといえば、やはり寺院巡りですよね!
ご多聞に漏れず、僕も訪ねました。
やってきたのは、最大級の寺院としても知られるシュエダゴン・パゴダ。
入口からして壮観です。
ミャンマーにおいて寺院は神聖なもの。
入口で靴・靴下を脱ぎ、裸足で参道を進みます。
すると、お花屋さんがあるのです!
(ああ、やっぱりお供え花の文化があるのか・・・)
とちょっと感動。
バラや菊など、多種多様なお花が売られていました。
聞くところによると、ミャンマー産のお花なのだとか。
そして、いざ境内へ。
いやー、圧巻です。
2,500年近い歴史があるそうですが、こうして眺めていると、人智を超えた世界を感じずにはいられません。
さて、そんな境内を歩いていると、仕事柄でしょうか、お花がすごく気になる。(笑)
とにかく、お花を持って歩いている人が多いのです。
生産者から情熱を込めたお花が人々の手に渡り、そして、そんなお花と共に祈りが捧げられる。これはとても素晴らしい文化だと思っています。
そして、ミャンマーは上座部仏教の国。
でも、同じ上座部仏教のタイと比べると気になる違いがあるのです。
それは、お花のバリエーションの豊富さ。
参道でお花屋さんを見かけたときから気になっていたのですが、境内を歩いていると、仏様によって飾られているお花も異なる。
(これは何故だろう・・・)
後日、ミャンマー在住の知人に聞きました。
ミャンマーの仏教は生まれた曜日を大切にしています。
名前も、生まれた曜日によって決まると聞いたこともあります。
実際、僕がシュエダゴン・パゴダを訪ねた際も、境内で、
“きみは何曜日生まれかい?”
とフレンドリーなミャンマー人からも声を掛けられたことが何度かありました。
そう、名前や曜日によって関係深い花が決まってくるそうなのです。
深い、深すぎる。。。
もちろん、なんといっても2,500年の歴史がありますので、寺院が生まれた頃からあった風習なのかは分かりませんが、でも、ミャンマー人が大切にしている仏教の世界にお花が欠かせない存在となっていること。
ただただ素直に感動です。
フラワーブーケなどのギフトの世界ももちろん素晴らしいのですが、こういったお供え花の世界も本当に素晴らしい。
いつか時間があれば、その歴史を少しでも紐解いてみたいなあ。。。
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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