-
Column
手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
Column
タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
Column
パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
スカンジナビアの花文化~スウェーデン・ストックホルム~
2020.1.26
前回の続きですが、ストックホルムでお花屋さんを訪ねてみました。
お伺いしたのは、“Bloomster Stockholm”さん。
店内は新鮮なお花がズラリと並びます。
こちらも、オランダの花市場から直送されているのだとか。
実は、スカンジナビアの花文化って独特なんです。
まず、夏場にお店が閉鎖してしまうのです。
というのも、大半の人が夏場は地中海など南へバケーションに行ってしまうので。。。
確認したところ、こちらのお店もそうでした。
夏場は5週間休みます、と。。。
その分、冬場は大忙し。
特別に見せて頂きましたが、お店の奥にはウェディング用のモニュメントも・・・
ストックホルムの殆どのお花屋さんがそうなのですが、いわゆる生花の販売だけでなく、ウェディングの装花なども対応されています。とにかく、冬場は夏に休んだ分頑張るのだとか。(笑)
とにかく、花無しの生活はありえないというのがスウェーデンをはじめとするスカンジナビアの人々の暮らし。
そして、良質なお花を求める人は、やはり、こちらのようなお花屋さんを利用するのだとか。
そして、もう一つ、スカンジナビアの独特の傾向ってあるのです。
以前、ケニアなどの産地で聞いたことがありました。
“スカンジナビア人は、冬場は寒いから暖かめの色のバラを好むんだよね”
この質問も、ストレートにぶつけてみました。
すると、
“ええ、その通りよ、うちのラインナップもまさにそうでしょう?”
と、噂が裏付けられたのです。
スウェーデンでも、一番人気はやっぱりバラ。
そして、バラの中でも、冬になると人は赤といっても少し薄めの優しい色合いの赤いバラ。
そして、オレンジ系の“暖色”を好むのだそうです。
実際、その通りのお花が並ぶ店内。
スカンジナビア3か国(ノルウェー・スウェーデン・デンマーク)の人口を合わせると2,000万人程度。でも、ケニアなどの産地では、お花大好きなスカンジナビア人に合わせた品種開発もされています。
そのくらい、マーケットとして無視できない規模を持つこのエリア。
こうしてお花屋さんで情報が裏付けられると、益々面白さを感じました。
<お店の情報>
Bloomster Stockholm
Sybillegatan 26, 114 42 Stockholm, SWEDEN
TEL: +46-8-6611029
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
- 季節の草花のスワッグボード S 販売価格 4,400円(税込)
- パウダリーブーケ × BeBe ハンド&ボディーローション 販売価格 7,700円(税込)
- ユーカリグリーンブーケ 販売価格 6,600円(税込)
- エバーレッドのブーケ 販売価格 15,400円(税込)
- ネイティブドライリース 販売価格 11,000円(税込)
- ソジャンミ農園のローズブーケ:ジャズベリー5本と季節のグリーン 販売価格6,600円(税込)