農家さんの手仕事帖

「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々Vol.26

2020.12.25

皆さんこんにちは。ケニアソジャンミ農園のケタン・ジェラスです。

2020年!大変な年でしたね。やれやれ、ようやくこの1年が終わる、と思われている方も多いのではないでしょうか。正直、ソジャンミ農園も、この長く、重苦しかった1年の終わりが近づき、ほっとしているところです。皆さんにとっても、私たちにとっても、2021年はきっと今年のような1年ではないはず、と、確かな希望を胸に抱いています。皆さんは2021年にどんな希望を抱いていますか?

今、ソジャンミ農園は、大切な人に花を贈る2月のバレンタインデーや、キリスト教徒にとってはクリスマスの次に大切な4月のイースター(復活祭)を控え、その準備を着々と進めているところです。けれども新型コロナウィルスの影響で、例年とは違う傾向が出てくるでしょう。世界的に経済、社会両面での混乱が今なお続いていますし、生産者である私たちは、各国のバイヤーが新型コロナウィルスによる様々な制限にどのように対応しているかも情報収集して動いています。

世界の花屋はユニークにもスタート当初からオンラインショップに特化した花屋でしたが、世界中でオンラインショップが飛躍的に伸びています。ドイツ、オランダ、ヨーロッパ各国では、すっかり生花店への客足も遠のいてしまっていますからね。みな、往来のやり方からシフトチェンジしているのです。

ここケニア、特に私たちの農園では、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、引き続き徹底した感染対策を行っています。クリスマスを祝うために町に出ないよう制限、監視されている為、ここに暮らす多くの人々にとって例年とは違うクリスマスを余儀なくされています。みんなステイホーム、これが今年のクリスマスの風景です。来年のクリスマスは、遠くに住んでいる家族、友人達とも会い、思いきりハグしてクリスマスを祝いたいものです。

さて、お待ちかね。今年最後の僕の趣味にお付き合いください。常緑のケニア、農園付近を散策した時に出会った鳥と、ナクル湖国立公園のクリスマス、覗いてみましょう。

「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々Vol.26

ヨーロッパハチクイ(European Bee-Eater)
アフリカで越冬する渡り鳥。美しい羽色でしょう?

「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々Vol.26

キリン(Giraffe)
お気に入りの1枚。自然の中の植物と動物の直線美。

「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々Vol.26

ガゼル(Gazelles)
ようく、見てくださいね。最初は水面に反射する逆さガゼルしかわからないかも!

「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々Vol.26

結構上手く撮れたと自分でも満足のワンショット。

ではみなさん、どうか素敵なクリスマスと、良いお年を。来年皆さんにお届けするバラたちが、いまここで、力強い蕾をつけています。希望の蕾。

Have a Very Merry Christmas and a Happy New Year!!

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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