小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」

ケニア ソジャンミ農園のリアル

2025.12.10

皆さんこんにちは。
いつも、「世界の花屋」を応援頂き、ありがとうございます。

いま、ケニアの首都ナイロビでこのコラムを書いています。
首都ナイロビから片道4時間、ンジョロという小さな町にあるソジャンミ農園を訪問し、ナイロビへ戻ってきたところです。

いよいよクリスマスまであと少し。ケニア・ソジャンミ農園も、彼らのケニア最高級のバラを待つ世界中の人たちへ届けるべく、現場はバタバタと忙しい時期に突入しています。僕も、「世界の花屋」がクリスマスで皆さんにお届けするバラが問題なく育っているか、確認のため現地へ行った次第です。

さて、ご多聞に漏れずといいますか、今年のケニアは異常気象に見舞われています。バラの収穫サイクルは約3か月と言われ、ちょうど、9月ころに植え付けられたものが花をつけ、収穫され、クリスマスの季節に皆さんのお手元に届くわけですが、9月以降、ケニアは歴史的な降雨に見舞われました。”恵みの雨”とはよく言ったものですが、さすがに、”降りすぎ”はよくありません。
特にバラはとても繊細なお花。必要以上の降雨は湿度を極端に高め、カビといった問題発生につながりかねません。
現地から毎週送られてくる天候情報で、そんな歴史的な降雨量を目にしていましたので、

(バラは本当に大丈夫かな・・・)

と不安だらけで現地を訪れました。

ソジャンミ農園に足を踏み入れてみると・・・うーん、やっぱり、例年と比べて収穫 量は落ちてますかねぇ。。。。

でも、むしろ、

(来てよかった!!)

と勇気づけられた時間でもあったのです。

それは、農園で働く一人ひとりがバラと向き合う誠実な姿勢。
悪天候にもめげず、一本でも多くの良質なバラを育てようとするプロフェッショナル な姿勢。

農園の現場を歩いて、僕を見るたびに振りかけてくれる一人ひとりの笑顔。

誰一人として、悪天候ゆえ仕方ないと諦めているスタッフは居ませんでした。

気のせいか、バラにいつも以上のエネルギーも感じる。

”世界のリアルを伝える”

これは、私のモットーでもあり、「世界の花屋」の1つのモットーでもあります。

現地に来て、私自身がバラから、そして農園の人びとから受け取った勇気・活力、これをぜひ皆さんにお伝えしたいと思い、執筆しようと思ったんです。

間もなくクリスマスを迎えますが、世界でも最高品質と言える素晴らしいバラが皆さんに届きますよ!
ぜひ、皆さんの元へ、または大切な人の元へ、送り届けて頂き、一人でも多くの方にケニアの明るいエネルギーをお伝えできれば幸いです。

ケニアのニックネームは、”Pride of Africa”。

今年のクリスマス、ぜひ、アフリカの誇りが皆さんのお手元で輝くように・・・

小林

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