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手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
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タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
「生産者がおすすめ バラ3品種」 ケニアのバラ農園の日々Vol.3
2017.11.29
こんにちは、ソジャンミ農園のケタン・ジェラスです。
皆さんチェックされたと思いますが、「世界の花屋」の12月のメッセージフラワーボックスで、私たちのバラ3品種が取り上げられています。
今日は、私が生産者という視点で、取り上げているバラ3品種についてご紹介したいと思います。
1.ディアボロ(Diabolo)
この大輪のバラは、全世界でもわたしたちソジャンミ農園でのみ栽培が認められた品種です。
このバラの美しいところは、赤と白のコントラストです。一言で表すと“複色”ということになってしまうのですが、花弁1つ1つが異なる濃淡を持ち、単に赤と白で構成されているとは思えない様々な色合いを持っているところが私も大好きです。
また、とても長持ちすることも特徴ですね。ゆっくりと花開いていくのですが、開いていく度合によって、また、赤と白のコントラストが少しずつ変わっていくのです。ディアボロは毎日眺めていても飽きないバラで、実際、ヨーロッパでも大人気を博しています。
ちなみに、私はこのバラを、上品な赤と白のバランスから、“Hidden Love(秘めた愛)”と表現したいです。
2.クレイジーアイ(Crazy Eye)
この品種は、ケニアにおいては私たちのみ栽培を認められています。
見た目からして”バラっぽくない“というべきか、変わっていますよね?
実はいま、世界中で、こうした「変わり咲き」のバラの人気が高まっているのですが、クレイジーアイはその中でもトップクラスの人気を誇っています。
世界中に「変わり咲き」のバラの生産者はいますが、私たちは、ケニアの大地の生み出す素晴らしい生育環境により、“大輪”でかつ“長持ち”な変わり咲きバラをお届けすることができるんです。
紫色の濃淡が微妙なコントラストを生み、その絞り感と合わせて独特の存在感となっています。ちなみに、このバラは、“Wild and Young(野性味と若さ)”と表現したいです。濃い紫色と薄い紫色が、どうですか? そんな感じしませんかね?
3.ラブパール(Love Pearl)
この大輪のバラも、全世界でソジャンミ農園でのみ栽培されている品種で、いまから2年前、2015年の私たちの品種開発で最高評価を得て、世界中に送り出され始めました。
私自身、そんな背景もあることから思い入れの強い品種の1つです。
ラブパールの特徴はそのピンクがかった色目で、ピンク1色なのですが、ピンク1色とは思えない微妙な濃淡をそれぞれの花弁が持っています。私が知っている限り、いま、世の中にあるバラの中でこれに似た色目のものは1つたりともない、とてもユニークなものでもあります。このバラの開いていく様は本当に優雅なんです。
余談ですが、この品種は北欧、特にノルウェー・スウェーデンで特に人気があります。とても温かみのあるピンク色なので、寒冷地である北欧では人気があるようです。多くが、自宅で飾られて楽しまれていると聞いています。実際、とても長持ちしますので、自宅用にもってこいですね。
さて、このバラは、“Tender Fairy(優しい妖精)”と表現してみたいのですが、どうでしょうか? この花が開いたときの、包み込むように温かくそして純真なピンクをイメージしてみたのですが、もしもっと良い表現あれば是非ご意見お待ちしています。(笑)
どのバラも本当に長持ちしますので、是非、皆さんのお手元でその様を楽しんでください!
はっきり言って、写真よりも実物はもっと美しいですよ!
最後になりましたが、今回はブッポウソウと呼ばれる鳥たちを紹介したいと思います。
彼らは比較的大型の鳥で、集団で飛ぶ様は、ケニアで見かける鳥たちの群れの中でも最も美しいといっても過言ではありません。いくつかの国立公園を住みかとしているのですが、なんと、私たちソジャンミ農園にも立ち寄ってくれることがあるんです。
いつもは12月頃、ケニアが乾季に入るころに飛来しますので、私も今年もそろそろかなと毎日心待ちしています。写真は昨年、ソジャンミ農園の近くで撮影したものです。
ライラックニシブッポウソウ
チャガシラニシブッポウソウ
アフリカブッポウソウ
では皆さん、ごきげんよう!
PRODUCTS
農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。
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