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手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
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タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
愛にあふれるお花屋さん~イタリア・ペルージャ~
2019.6.30
2週にわたってご紹介したアゼルバイジャンに続いて訪問したのがイタリアです。
首都ローマからレンタカーでドライブすること2時間ほど、ウンブリア州のペルージャへ。
ミーティングの空き時間を利用してお花屋さんを訪ねました。
今回伺ったのは、ペルージャ旧市街の外れにある、“Florie Bon Ton”さん。
オーナーのリタさんに、イタリア人らしいホスピタリティで温かく出迎えて頂きました。
ご主人がドライバーをされているそうで、ちょうどこの日は日本人のクライアントを出迎えにローマに行っているとのことで、そんな中、お店に別の日本人(=僕のこと)が現れてビックリされていたことが印象に残っています。
実は訪ねた日は、別名“ミモザの日”とも言われる国際女性デーの翌日。
そう、残念ながら、殆どのお花は出払った矢先の日だったのです。
“恥ずかしくて見せられないわ”
と仰るリタさん。
確かに、特に切り花は限られた数しかありませんでしたが、それでも突然の来訪客に誠心誠意をもって対応しようとする姿勢には本当に感銘を受けました。
最近のイタリアはお花もネット販売が増えているとのことで、こちらのお店でも受注の半分くらいはネット販売とのこと。私たちの「世界の花屋」もそうですが、やっぱりそういう時代になるのですかね・・・
お店の名前である“Bon Ton”は、フランス語の“エチケット”や“マナー”に由来する言葉で、リタさんの願いとして、お客さんの求めるシチュエーションなどに応じて最適なお花を提供し、秩序あるフラワーライフを提案したいというのがリタさんの願いなのだとか。
“今度また来てくれるのなら、たくさんお花を用意しておくからね”
と、最後まで優しいお気遣いをいただきながらお店を後にしました。
<お店の情報>
Fiori e Bon Ton
Via Francesco Petrarca, 22, 06126 Perugia, Italy
TEL: +39 075 868 1871
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。これまで訪問した国は100か国以上。このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
PRODUCTS
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