世界の花屋のなかのこと

Vol.32 曼珠沙華

2020.9.24

こんにちは。小西です。
涼しくなったかと思えば、急に暑くなって、体調崩してしまいそうな季節の変わり目ですね。やっと気温も落ち着いて秋らしくなってきた感じがします。

みなさんは「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」、という花をご存知ですか?
この時期お彼岸になると咲く赤い花、そう、「彼岸花」の事です。学名は「リコリス・ラジアータ」と言います。
毎年、お彼岸の頃に咲いていますよね。なんだか今年はまだ見ていない気がしたので探しに行きました。

うーん、なかなか見つからない。

曼珠沙華は他の花とは違い、葉は花が終わった後に出てきます。珍しいですよね。咲いていないとただスッと棒状の茎が伸びているだけなので見つけるのが一苦労。
お彼岸の頃に必ず咲いているイメージが強いですが、気温が20度~25度になると開花する花なので、実はお彼岸に絶対咲いているという訳ではありません。お彼岸の頃になると気温が近くなる為、その頃に咲いている確率が高い、というだけで実は咲いていない時もあります。

あ!やっとありました、蕾の曼珠沙華。

世界の花屋 のなかのこと

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まだ咲いていないものがほとんどですね。気温も下がってきたのでもう少し、と言ったところでしょうか。
花の咲いた曼珠沙華は良く目につきますが、咲いていないと素通りしてしまいますよね。でも見つけてみると蕾の曼珠沙華も可愛いですよ。

こちらの花は見たことありますか?秋になると町の花屋で販売していたりします。曼珠沙華に似ていますが、別の花なのです。

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正解は「ネリネ」、別名「ダイヤモンドリリー」と言います。花弁がキラキラと光るのでダイヤモンドリリーという別名が付きました。 花弁が光る理由は表皮細胞が不規則な形をしており、それに光が当たり乱反射するのでこんなにキラキラと光るそうです。写真ではなかなか伝わらないですね。
気になった方は是非、探してみてください。花弁が本当にキラキラとして綺麗ですよ。

夏場、生花を持たせるのは難しい為、飾るのを控えていた方も多いかと思います。
涼しくなって、だんだん生花も長持ちするようになってきました。そろそろご自宅にも飾って楽しみませんか?

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小西

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農家さんが心を込めて育てた草花を商品にしました。お部屋での飾りやすさを大切にデザインしています。

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