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手前醤油
2024.3.5
世界の花屋のなかのこと 2月の初旬、東京では雪が降った翌日、醤油絞りを行いました。 毎年冬に仕込んで何度も天地返し*1をして、一年かけて大切に発酵させたもろみをこの時期に樽仲間たちと絞ります。あまり見ない作業だと思うので、そ… READ MORE -
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タイのおしゃれ花文化
2024.2.22
小林邦宏の「月に一回 世界一周の旅」 こんにちは、チーフバイヤーの小林邦宏です。 2月、仕事にてタイ・バンコクに滞在しました。 僕もタイ歴はもう20年を超えますが、いやー、本当バンコクは変わりましたよね。 もはや、東京をしのぐのでは?… READ MORE -
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パズルの世界
2024.1.25
世界の花屋のなかのこと こんにちは。前回に引き続き、アートの世界をご紹介します。あいざわです。 今年の冬休みは長めだったので、温泉、外食、初売り!とお休み前の時点では計画は万全だったはずなのですが、実際は重い腰が上がらず、静… READ MORE
色使いが印象的な花文化~香港~
2018.11.11
9月、香港での空き時間を利用して、お花屋さんを訪ねてきました。
今回の目的地は、”Flannel Flowers”さん。
香港島の中心地、Times Square(時代廣場)の店舗へ行ってきました。
第一印象としては、やはり、洗練されているということでしょうか。
どっちが良い・悪いというのではなく、お隣の中国と比べると、やっぱり草花の使い方がちょっと違う。
分かりやすい点では、色使いです。
中国のお花文化は、やはり赤色主体です。中華文化といえばやっぱり”赤”ですからね!
店員のエステルさんに聞いてみました。
やはり、歴史的にイギリス文化と中国文化の交差点とも言うべき香港らしさということになるのでしょうか、赤色はもちろん人気ではありますが、顧客は赤色には特化していないとのこと。季節やシチュエーションに合わせて、いろいろな色の選択肢があるのが香港のお花文化だということで、非常に納得するお話しでした。感覚的にはどちらかといえば日本に近いですね。
特に、この店舗の場所が香港のトレンド中心地ともいうべきTimes Squareに立地していることも少し関係あるのかもしれません。
そして、あらゆるシチュエーションでギフトにお花が多用されるのが香港の花文化。非常に素敵です! そんなこともあり、お花のバリエーションも本当に豊か。
冒頭に紹介したエクアドルのバラがあり、
さらに、ニュージーランドのアジサイがあって、
そして、日本から来ている枝物も。
季節によっては、日本からトルコギキョウも買い付けているのだとか。
その他にも、赤い粒が印象的なヒペリカムや、
南アフリカやオーストラリアから来ているレッドブルーニアやワックスフラワーなども。
僕も以前、アジアを飛び回っていたときはこの香港を拠点のような形で行動していましたが、やはり、豊富な空路を持っている強みでしょうか、世界中のお花が集まっているところに香港らしさをとても強く感じました。
ちなみに、Eコマースの盛んな香港らしく、オンラインショップ経由での注文が非常に多いということも最後に書き留めておきます。。。
<お店の情報>
Flannel Flowers(Times Square)
B1 Times Square, 1 Matheson Street, Causeway Bay, HongKong
TEL: +852-2528-1211
小林邦宏
「世界の花屋」の仕入担当として、日々、海外を飛び回っています。
これまで訪問した国は100か国以上。
このコラムでは、本などには書かれていないその土地の魅力を随時取り上げていきたいと思います。
instagram: @kunihirokobayashigp
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