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Column 「2020年と2021年に思うこと」ケニアのバラ農園の日々V… 2020.12.25
農家さんの手仕事帖 皆さんこんにちは。ケニアソジャンミ農園のケタン・ジェラスです。 2020年!大変な年でしたね。やれやれ、ようやくこの1年が終わる、と思われている方も多いのではないでしょうか。正直、ソジャンミ農園も、こ… READ MORE -
Column Vol.43 12月の手仕事 2020.12.9
世界の花屋のなかのこと こんにちは、松森です。 師走に入り、落葉樹はすっかり葉を落とし、野山の景色は冬景色へと変わり行く中、冬支度もだんだんと忙しくなってきました。極度の冷え性の私は生姜入りのドリンクや鍋料理で身体を温めて風… READ MORE -
Column Vol.42 緑の”和”っか 2020.12.2
世界の花屋のなかのこと こんにちは、山室です。 気がつけば12月。朝晩の吐く息は白くなり、暖かい飲み物が手放せなくなりました。 12月といえばクリスマス。 少し遅くなってしまいましたが、11月最後の日曜日に、顔馴染みの美容院… READ MORE
タイ・カオヤイ農園、ナタポンさんのデンファレ日記 Vol.4
2018.3.8
こんにちは、ナタポン・サングタイです。
早いもので私のコラムも最終回。
最後は、私たちの家族についてご紹介させてください。
カオヤイ農園をはじめ、母と共に働いてはや20年弱が過ぎたのですが、最近、ふと気づいたことがあります。いつかどこかで触れましたが、私には6歳と5歳になる、幼稚園に通う2人の娘がいます。上の子がRerin(レイリン)、下の子をNarin(ナリン)と言います。
夏休みになると、無意識のうちに、私は娘たちをカオヤイ農園に連れていき、花を愛でさせようとしていました。ちょうど、かつて、私の母が私にしたように。。。
幸いのことに、娘たちは農園での時間を大いに楽しんでくれており、彼女たちの年齢ではまだ物珍しいのか、農園から世界中の皆さんへ送り出す様子を楽しそうに眺めてくれています。
ときには、農園のスタッフが娘たちに、デンファレを用いて、仏様に捧げるレイ(花輪)の作り方を教えてくれて、そのときは本当に楽しそうな様子です。
そんな姿を見ていると、娘たちにも、3世代、いや4世代にわたる蘭への情熱が受け継がれていることをひしひしと感じ、いつか、私の後継者となってくれる日が来るのかなあと、私自身も楽しみにしています。
そんな私たち一家の蘭への想いを、3年前、形にできるという素晴らしい出来事がありました。
ちょうど、カオヤイ農園にて2つの新たな品種の開発に成功したのですが、この新品種のネーミングについて考えたときのことです。
私には、迷いはありませんでした。
”娘の名前を付けて、想いを受け継いでいこう”
そこで、1つの品種を”Lady Rerin”(レディ・レイリン)、もう一つを”Princess Narin”(プリンセス・ナリン)と名付けたのです。


実際、これらの品種開発には5-6年の歳月を要しました。
まずは、可能性を秘めた種同士の交配とその結果観察。これには4年近い時間がかかりました。
そして、その後は繁殖含めた商用生産への準備。これには約2年です。
いずれのプロセスでも、それはもう、たくさんの試行錯誤があったわけですが、こうして今、この2品種を世界中の皆さんに送り出せることには、やはり、名前のせいもあるのか、特別な感情があります。
Lady Rerinは、薄いピンク色を帯びたデンファレです。
Princess Narinは、ピーチ色のデンファレです。
共に、世界中でカオヤイ農園でしか栽培されていない品種です。
この3月は、栽培季節の関係でLady Rerinのみの出荷となりますが、是非、皆さんのお手元で、カオヤイ農園、そして3世代にわたる私たち一家の蘭にかける情熱の息吹が伝わりましたら嬉しいです。
4回にわたり、ご高覧ありがとうございました。
「世界の花屋」のイベントなどを通じ、いつか皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
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